Breakthrough
coaching
セルフコーチングとパーソナルコーチングとの違い
セルフコーチングとパーソナルコーチングの違い
コーチングには2つの方法があります。それは、セルフコーチングとパーソナルコーチングです。
●セルフコーチング
セルフコーチングとは、自分で自分をコーチングするもので、自分で自分をゴールに向かって導いていくもの。
いわば、一人でコーチとクライアントを兼ねた方法です。
セルフコーチングを行う場合は、故ルータイス(米国自己啓発界・能力開発の世界的権威、コーチングの創始者)のTPIEというプログラムのアファメーションが有効です。
セルフコーチングもメリットは、自分一人でできることです。ひとりで行いますのでコーチへのコーチング料は発生しません。反面デメリットが多いのも事実です。
セルフコーチングは自分で行いますので、コーチング理論を理解するまでに時間がかかってしまいます。
用語の意味を理解しなければなりませんし、内面の変化を自覚しにくいこともあります。何よりも能力向上までに時間がかかることもあります。
セルフコーチングのやり方を理解していない場合、やり方を間違えていても、間違えていることすら気づかず、ワークに対してホントにこのやり方であっているのか判断ができません。
思い違いで、気付いたら間違ったやり方をしていたなどもあるのです。
コーチンングの要である「現状の外にゴールを設定」についても、どういう状態が現状の外なのかわかりません。このように困ったとき相談できる人もいませんので、時間と根気が必要になります。
また、現状が変わると人間関係が変わるために、付き合う人が変わり、戸惑うこともあります。
●パーソナルコーチング
パーソナルコーチングとは1対1で行うものです。コーチがクライアントのゴールに向かうように導くものです。
パーソナルコーチングのメリットは、短期間で効果が出ることです。また正しいマインド(脳と心)の使い方を教えてもらえます。疑問点や悩みに関しても直接聞くことができます。
コーチはクライアントの成長・進化の過程を把握しているため、適切なタイミングで対応します。
また、エフィカシー(自己能力の自己評価)が格段に短期間で上昇します。
正しいゴール設定ができているため、いつまでも現状を維持することがなくなります。
いつでも、コーチング依頼内容に関して、相談ができる安心感があり、またコーチング期間内は継続的にコーチングを受ける予定を組みますので、自然と現状に戻りにくくなります。
守秘義務がありますから、仕事のことやプライベートのこと、自分の考えやアイディアを話しても外部に漏れることは一切ありません。
知らず知らずの内に、自信を持つようになり、他者とも積極的なコミュニケーションを作れ、チーム、組織内でも活躍できるようになっていきます。
内面が変わることで、現在関わっている人間関係が変わっていきます、自分にとって本当に必要とする人、関わりたいと思う人がハッキリ見えてきて、自然と高い人間関係が出来上がっていきます。
●コーチはクライアントに対してゴールに突き進めるようにする
当然ではありますが、コーチはクライアントを導くためのコーチングの知識と技能が必要となります。スキルがあるからこそコーチングが効くのです。
◆コーチングに関する豊富な知識
コーチングにはコーチング理論となる体系化されたものがあります。その理論を理解し使うことで、正しくゴールに導くことができます。またコーチングの本質、意識・無意識・創造的無意識の働きを理解した上で行うからこそ、短期的に成長・進化していくのです。
また、日常的に行って頂く、アファメーションに関してもゴールに合った、正しい言葉で行うことでさらに効果が増していきます。
◆クライアントとの信頼関係
コーチングではクライアントとの信頼関係を作る技能も必要です。パーソナルコーチングでは信頼関係がなければ、現状に戻ってしまいます。
話し方、言葉の使い方だけではなく、聴き方もただ褒めればいいというものではありません。またコーチングの最中はクライアントを観察し隠れた本音を見分けることも重要です。
姿勢、クライアントに対する接し方、コーチ自身のマインドの準備、言語・非言語コミュニケーションなど、コーチングでやっていいこと、やってはいけないこと、やるべきことを理解して、最良のタイミングでクライアントを導くことをします。
コーチングセッションを行う上での最良の環境、空間設定、セッション時間の設定なども結果に大きく関わります。
コーチはあなたの本来持っている潜在能力を引出し、本当の夢やゴールの達成に導いていきます。
現状を維持するための脳から、未来を見るための脳に変え、人生というのはこうやって変えていくのだと実践させることがコーチングなのです。
コーチングとは、プロの技術とスキルを持ったコーチがクライアントの無意識に介入し、それに働きかけを行うものなのです。
Mindset
マインドを根本から変革
「マインドセット」
コーチにもさまざまな手法でコーチングをしている人がいますが、あなたに合うコーチの簡単な見分け方をお伝えします。
ピッタリのコーチとは「心の法則」を知ってセッションしているか否かです。
「ゴールは現状の外に設定する」「エフィカシーを上げる」これを発信していないコーチはマインドの使い方を知らないコーチと思って間違いないでしょう。
いま達成する方法がわからないことを目標にするということは、あなたの能力以上のものを引き出すという前提条件で設定しているのです。
Efficacy
エフィカシーとは
自分の能力に対する自己評価(自分のゴール達成能力の自己評価)のことです。
エフィカシーを上げるためには「オレはすごいヤツだ」と自分の能力を高く評価すればいいのです。
心から思うためには、自己責任でベストな選択を行い、セルフイメージを高めることです。
エフィカシーを上げるためにもアファメーションが必要となります。
Affirmations
アファメーションを使う理由
アファメーションとは言葉、映像、情動を組み合わせ達成したセルフイメージをつくるツールです。
どんなに能力の高い人でもセルフイメージが低ければ達成することはありません。
たとえ100mを10秒で走れる能力があっても「自分は人より劣っているんだ」と思い込んでいれば、無意識が力をセーブしてセルフイメージ通りの結果を出すようにしていまいます。
この心のブレーキを外す為につかうアファメーションは強力な武器になるのです。
Hypnotism
催眠とアファメーションの違いは
催眠とアファメーションを勘違いしている方もいらっしゃいます。
「催眠をかけてもらってその気になればいいのでは?」と考える人もいるかもしれません。
先ず催眠は一時的なものであって一晩寝れば覚めてしまいます。継続性がないのです。
また、信念を書き換えるほどのチカラはないために日常生活から生まれるセルフトークの方が繰り返される数が圧倒的に多いために元に戻ってしまうのです。